メンターはいらない

メンターって親友やソウルメイトと同じくらい
麻薬な言葉だと思う。

 

小学校のころ同級生にやたら「なおちゃんは親友」と
言われたし。「私の親友はなおちゃん」と手紙まで
もらってぞっとした。

 

そのくせ私の話はほとんど聞かず自分の話ばかり
するので不満だった。

 

結局彼女とは30歳の誕生日がくる前に縁を切った。

 

せいせいした。親友という言葉は世界で1番か2番くらいに
嫌いな言葉だ。

 

20代から30代にかけて好きな人がいた頃は
ソウルメイトが欲しいと恋愛系のパワーストーンなど
たくさん買ったが何の効果もなかった。
ソウルメイトなんていやしないと思った。

 

あるコーチングを受けてこの人が私の人生のメンターかな?
と2人くらいの人を思ったけどいやになって講座の継続受講は
やめた。

 

映画「スターウォーズ」を見て、ルーク=スカイウオーカーが
オビワンとの出会いによりジェダイの騎士になったので
私も運命が変わるような相手がほしいと思ったからだ。


ネットビジネスが成功している人のメルマガを読むと
自分にはメンターはいないと断言している人が何人かいる。

 

そのかわり年間何百冊と本を読んでいる。
本がメンターみたいなものだ。

 

メンターがいなくても成功できる人はいるのだ。

無理して血まなこになって探すものでもないのだ。

 

私には親友もソウルメイトもメンターも出会えなかった。

 

でももういらない。単に自分の心の隙間を埋めてくれる人が
ほしかっただけかもしれない。

 

もういらない。

 

出会えても出会えなくてもいい。

 

今を生きればいい。

やっとそう思えるようになった。