空白の法則

フィギュアスケート羽生結弦選手が
金メダルと獲得した。

おめでとうございます。

演技を終えたあと、怪我した右足に
手を触れるしぐさにぐっときた。

 

インタビューで
「あらゆるものを捨ててきました・・・
 ほんとに・・あらゆるものを捨ててきました・・」
と答えたことが印象的だった。

 

あらゆるもの・・友達との時間、彼女とのデート
飲み会、旅行や趣味・・

 

一般の23歳の男性ならどんな生活を送っているのだろう?

羽生選手は、食事や睡眠などの他は365日
スケートの日々だろう。

 

何かを得るためには何かを捨てなければならない。

 

ネットで検索したら「ザ・シークレット」という本の
なかの最終章にボブ・プロクターの「空白の法則」という
ものが掲載されているという。

DVD見たことあるけど覚えていない・・

 

「宇宙は何も無い『エンプティな空間』があると
 それを埋めようとする法則が働く」

 

羽生選手の場合はエンプティな空間に念願の
金メダルが埋められたので本当によかった。


で、自分の場合はどうだろう?と思った。

私も自分ではまめに掃除するほうだと思っている。
そして半年から1年以上使わないものは思い切って
捨てている。


ただ困ったことに捨ててから後悔することが多いのだ。

 

特に雑誌とCD、レコードは捨てたり売ったりした後で
後悔し、同じものを買いなおしたことが何度かあった。

 

一度好きになったミュージシャンや俳優は熱が冷めたり
飽きたりしてもう関係ないや、と思っても、何かの
拍子で再度好きになることが多々ある。

 

だから一時的に熱が冷めても雑誌やCD、レコードは
手放さないほうがいいとわかった。

 

某雑誌を捨ててしまい、後悔して中野サンモールや
御茶ノ水の古本屋やバックナンバーの雑誌が置いて
ある本屋で探しまくった。

 

また某俳優がレコードも出しているが、これも売って
から10年以上たってから自分の中で再マイブームと
なり、買い戻そうと中古レコード屋で探しまくった。

 

まだ今ほどインターネットが普及しておらず
自分用の携帯電話もパソコンもなかったので
全国の中古レコード屋便覧みたいな分厚い冊子で
レコード屋を調べまくり1件1件歩いて探した。

 

そして何十件目かでやっと見つかった。
探したときは「あ、あったー」と喜びと全身の力が
くねくねと抜けていく感覚になった。

 

もう絶対売らないわ。また飽きても売らないわ。
おばあちゃんになるまで持っているわと固く
心に誓った。


ということで私には空白の法則があてはまるか
わからない。

 

断捨離っていいことでしょうけど、捨てるものの
選択は大事だね、ということです。

 

羽生選手は捨てすぎて買い戻したものは
あるのかしらん?